にっこり 卒業制作の作り方・その1(6年図工・特活)

【材料をそろえる】

材料①「イメージ写真」:卒業生の思い出深い瞬間(今年はみんなで踊ったソーラン節)をもとにデザインを考え,イメージに合った写真を撮ります。上の画像がそれです。かっこよく美しくポーズを決めているモデルはもちろん全員6年生です。(顔を隠す処理をしています)

材料②「題名」:作品の題名となる漢字1文字を募集~選考~決定し,毛筆でかっこよくレタリングします。今年は「絆」に決定しました。この達筆な「絆」を書いたのももちろん6年生です。

材料③「サイン」:「いつ」「だれが」「何のために」作った作品かわかるように楷書でサインを入れます。この達筆なサインを毛筆で書いたのももちろん6年生です。

材料④「原画」:①②③を組み合わせて,左右を反転させた(←ここ重要)絵を描きます。写真を正確に絵に起こしたのももちろん6年生です。この絵に縦横等間隔に線を引き,画面全体を100等分します。

⑤版画板:30㎝×45㎝の版画板を100枚用意します。市販の一般的なものです。

⑥その他:和紙100枚+α,版画用黒インク適量,台紙となるラシャ紙 等

 

 

【制作①『描き』】

 6年生みんなで手分けをして材料④の原画を10×10=100枚に並べた版画板に描き写していきます。この画像だと大きさがよくわからないかと思いますが,,,,

 実際はこのくらいの大きさ(縦300㎝×横450㎝)になります。6年生たちの体が小さく見えますね。ところどころ白っぽく見えるのは,すでに彫刻刀で彫った部分です。

 今年度の6年生は卒業制作として版画の集団制作に取り組んでいます。みんなで協力して一つの作品を作り上げることを通して,タイトル通り学年の「絆」の象徴とできるよう鋭意制作中です。

 文字通り 作ですので,作業は年明けまで続きます。完成したら小学校最後の授業である卒業式の式場(体育館背面)に掲示し,保護者の皆様に披露いたします(3月までにコロナが落ち着きますように)

 

 後日続報をアップしますのでお楽しみに!