にっこり 教育実習生がきています

 先週から成田小学校に教育実習生がきています。4週間にわたって教育の「現場」で貴重な経験を積んでいきます。

 教職を志す者が生まれて初めて「先生」と呼ばれるこそばゆい体験をするのが教育実習です。授業を“受ける”のではなく生まれて初めて授業を“行う”という経験をするのも教育実習です。教育実習を乗り越え,教員免許状を取得し,教員採用試験に合格してやっと一人の教職員が誕生します。実習生を見ていると私(教頭)も教師になるために必死で努力していたころが思い出されて気が引き締まります。(ちなみに教頭の場合,自信満々で臨んだ生まれて初めての授業は今では黒歴史となっています)

 

「こんにちは。教育実習生の髙橋です。実は成田小学校の10年前の卒業生です。成田小学校の子供たちは本当に明るくて元気であいさつを自ら積極的にできる姿がすてきだと日々感じています。この4週間でよい教師とはどのような人かを考え,子供たちからまた会いたいと思われるような関係を築いていきたいと思います。よろしくお願いします。」

 

 実習前半は先輩教師の授業を参観したり,実習担当教員の補助をしたりしながら過ごしていますが,実習後半はいよいよ“授業者デビュー”も経験します。

 教育実習が終わったとき,教職を志す思いがより強まるような4週間を過ごしてほしいと思います。