にっこり 学校行事を支える子どもたち

 学習発表会当日,会場となる体育館に入ると椅子やひな段がセットしてあります。これらは誰がセットすると思いますか?

 学校は設備の規模が大きい割には大人の人数が少ないため,大きな行事の会場準備を職員だけですべてやろうとすると大変です。そこで,学習発表会や入学式など大きな行事の準備には頼もしい最上級生である6年生たちの力を借ります。

 6年生にこうした作業を手伝わせる目的は職員数が少ないからだけではありません。自分の通う「母校」のために行う作業を通して子供たちは愛校心や勤労・奉仕などの大切なことを体験から学んでいきます。

  (画像はすべて学習発表会の準備をする6年生です)

 6年生たちが主役となる卒業式の準備は5年生が行います。現在の6年生たちも今年の3月に一つ上の先輩たの卒業式会場準備で「最上級生デビュー」しました。来年の3月には現在の5年生が卒業式の会場準備を行い,最上級生としての自覚を身に付けていきます。