学校ブログ

にっこり 学習発表会演目紹介(6年生)

【演目:はだしのゲン】

【指導者から】

 今から77年前に日本で起きていた悲しい戦争の記憶。国語の物語や社会の歴史からどんなにか辛く厳しい世の中だったかがわかりました。今ある平和な世の中に感謝しながら精一杯演じたりせりふを言ったりします。群読の迫力や合唱の歌声から,成長を感じていただければと思います。

学習発表会演目紹介(5年生)

【演目:見て,聞いて,感じて,5年生の今】

【指導者から】

 子どもたちが自分で考えた言葉で自分の思いを表現します。「見て,聞いて,感じて,5年生の今」のテーマが伝わったらうれしいです。

にっこり 学習発表会演目紹介(4年生)

【演目:みんなちがってみんないい~いつでも どこでも だれとでも~】

【指導者から】

 夏休み明けから積み重ねてきた防災学習。校外学習で訪れた震災遺構荒浜小学校で見た震災の傷跡。津波を目の前にしてどんなに怖かったんだろう,,,,。11年前とは違い,海は青く広く,穏やかな波音が続いていた。変わる海の姿。「どのように表現したい?」「何を伝えたい?」問いかけ,子供たち全員で考えながら作っています。それぞれの思い,それぞれの表現。「みんなちがってみんないい」

にっこり 学習発表会演目紹介(1年生)

【演目:なりたどうぶつたんけんたい】

~指導者から~

「なりたどうぶつたんけんたい」の42名がたくさんの生き物を探しに出発!八木山動物公園で見てきた生き物を詩や歌にのせて一生懸命表現します。かっこいい1年生の姿をぜひご覧ください。

にっこり 学校行事を支える子どもたち

 学習発表会当日,会場となる体育館に入ると椅子やひな段がセットしてあります。これらは誰がセットすると思いますか?

 学校は設備の規模が大きい割には大人の人数が少ないため,大きな行事の会場準備を職員だけですべてやろうとすると大変です。そこで,学習発表会や入学式など大きな行事の準備には頼もしい最上級生である6年生たちの力を借ります。

 6年生にこうした作業を手伝わせる目的は職員数が少ないからだけではありません。自分の通う「母校」のために行う作業を通して子供たちは愛校心や勤労・奉仕などの大切なことを体験から学んでいきます。

  (画像はすべて学習発表会の準備をする6年生です)

 6年生たちが主役となる卒業式の準備は5年生が行います。現在の6年生たちも今年の3月に一つ上の先輩たの卒業式会場準備で「最上級生デビュー」しました。来年の3月には現在の5年生が卒業式の会場準備を行い,最上級生としての自覚を身に付けていきます。

 

にっこり 渡会先生の音楽指導(学習発表会練習)

〇東北福祉大学の渡会純一(わたらいよしかず)准教授に各学年数時間ずつ音楽の指導をお願いしていますが,2年生と4年生は学習発表会に向けた歌唱指導をお願いしています。

 

【4年生:「みんなちがってみんないい」】

【2年生:「2年生からのメッセージ」】

 渡会先生が休み時間に校庭をお通りになると「渡会先生♡」「渡会先生!」と言って子供たちが集まってきます。渡会先生の授業は楽しくて歌や楽器演奏もぐんとうまくなるので大好評です。

 学習発表会での子供たちの歌声が楽しみです。

にっこり 委員会活動風景

〇小さい子の手が届かない高いところの拭き掃除をする美化緑化委員会諸君!

 

 〇ユニセフ募金の集計,報告の準備をする福祉委員会諸君!

 

 〇掲示板の張替えをする掲示委員会諸君!

 〇独自編集の「正しい手の洗い方」動画を制作する保健委員会諸君!

 

〇下校の放送を流す放送委員会諸君!

 ※今回紹介しきれなかった委員会も改めてご紹介いたします。 

にっこり 教育実習生がきています

 先週から成田小学校に教育実習生がきています。4週間にわたって教育の「現場」で貴重な経験を積んでいきます。

 教職を志す者が生まれて初めて「先生」と呼ばれるこそばゆい体験をするのが教育実習です。授業を“受ける”のではなく生まれて初めて授業を“行う”という経験をするのも教育実習です。教育実習を乗り越え,教員免許状を取得し,教員採用試験に合格してやっと一人の教職員が誕生します。実習生を見ていると私(教頭)も教師になるために必死で努力していたころが思い出されて気が引き締まります。(ちなみに教頭の場合,自信満々で臨んだ生まれて初めての授業は今では黒歴史となっています)

 

「こんにちは。教育実習生の髙橋です。実は成田小学校の10年前の卒業生です。成田小学校の子供たちは本当に明るくて元気であいさつを自ら積極的にできる姿がすてきだと日々感じています。この4週間でよい教師とはどのような人かを考え,子供たちからまた会いたいと思われるような関係を築いていきたいと思います。よろしくお願いします。」

 

 実習前半は先輩教師の授業を参観したり,実習担当教員の補助をしたりしながら過ごしていますが,実習後半はいよいよ“授業者デビュー”も経験します。

 教育実習が終わったとき,教職を志す思いがより強まるような4週間を過ごしてほしいと思います。

にっこり 震災を学ぶ「震災後に生まれた子供達」(4年校外学習)

 4月18日(火)震災当時まだこの世に生を受けていなかった4年生が震災遺構荒浜小学校の見学に行ってきました。

 以前も津波についての学習の様子をお伝えしましたが,継続して学習を進めています。

 学校で津波について予習をしていた子供たちも,実際の被害の様子に触れ,「津波の恐ろしさを身をもって感じた」といった感想を多くの児童がもったようです。

 上の画像はただ海でくつろいでいるわけではありません。荒浜小学校を出た後,しばらく無言で海を見つめるながら津波についてそれぞれ考えるという学習です。

 4年生は学習発表会(11月12日)で今回の学習から学んだことを出し物にして発表します。お楽しみに。

 

 

 

にっこり 6×3と3×6は同じ?違う?(2年生算数)

 6×3と3×6は同じでしょうか?私(教頭)が学級担任時代,高学年の算数の授業中に「6×3と3×6は同じだから・・・・・」といった「かける数とかけられる数の順番を入れ替えても答えは変わらないから順番なんかどうでもよい」といった内容のことを言う子どもがかなりの割合でいました。私はそれを聞くたびに,「いやいや,6×3と3×6は全然違うのだよ。」といって2年生の算数で学習したことを学年を問わず復習させたものでした。

(↓これは2×6=12?,6×2=12?,どっちでもよい?)

 「かけざん」と「九九」は違います。かけ算は演算の種類(ちょっと難しくてすいません)であり,九九はそれを解くためのツールにすぎません。九九が言える=かけざんを理解したとはならないのです。かけざんの式には

「1つ分の数」×「いくつ分」という順番で書くというきまりがあります。かけ算を習ったばかりの2年生はこのことがしっかり身に付いているのですが,学習が進むにつれてこの順番がないがしろにされることがでてきます。なぜないがしろにされるようになるかというと,,,,

 九九の暗唱のとき,「ハチシチはいくつだっけ?」と悩んでいると,親切な周りの人が「シチハと同じだよ!」などとヒントをくれたりしますね。この九九の覚え方がいけないと言うわけにはいかないのですが,こうしたときに「順番なんかどっちでもよい」が刷り込まれていくのだと思います。他にも学年が進むとかけ算の順番を入れ替えても積が変わらないという性質を利用する学習が出てきます。こうした積み重ねで最初に学習したかけ算の式には順番があることがないがしろになる場合が出てきます。

「積が同じなんだからどっちだっていいじゃないか!」と言い返してくる子供もいましたがそうではありません。この順番を意識する習慣が弱い子供は,

3年生になってわり算の立式が苦手になります。順番を入れ替えたら不正解のわり算で「どっちをどっちで割ればいいの?」となります。整数どうしのわり算レベルなら,問題文に出てくる「大きい方の数÷小さい方の数」が通用するのでまだよいのですが,小さい数÷大きい数もありの小数のわり算の学習に入ると本格的に困ってしまいます。高学年になると「速さ」「所要時間」「移動距離」の3つを求める式をそれぞれ立てるような高度な問題も出てきますが,これを「量の質」に目を付けて解く(機械的に暗記した公式にあてはめて解く方法だけでは「量の質」を見抜く力が育たない)には「1つ分の数」「いくつ分」といった量のもつ質をとらえる力が大切なのです。

 成田小学校でも2年生のかけ算の学習が始まりました。まだ九九の暗唱に入る前の大事な大事な「1つ分の数」「いくつ分」の学習をしています。おはじき等を操作させながら丁寧にかけ算という計算の意味を指導しています。最後に,

【大人でも間違える小2算数問題】

 問)3枚の皿にリンゴが2個ずつのっています。リンゴは全部で何個ですか。(式・答各5点)