学校ブログ

にっこり 学校行事を支える子どもたち

 学習発表会当日,会場となる体育館に入ると椅子やひな段がセットしてあります。これらは誰がセットすると思いますか?

 学校は設備の規模が大きい割には大人の人数が少ないため,大きな行事の会場準備を職員だけですべてやろうとすると大変です。そこで,学習発表会や入学式など大きな行事の準備には頼もしい最上級生である6年生たちの力を借ります。

 6年生にこうした作業を手伝わせる目的は職員数が少ないからだけではありません。自分の通う「母校」のために行う作業を通して子供たちは愛校心や勤労・奉仕などの大切なことを体験から学んでいきます。

  (画像はすべて学習発表会の準備をする6年生です)

 6年生たちが主役となる卒業式の準備は5年生が行います。現在の6年生たちも今年の3月に一つ上の先輩たの卒業式会場準備で「最上級生デビュー」しました。来年の3月には現在の5年生が卒業式の会場準備を行い,最上級生としての自覚を身に付けていきます。

 

にっこり 渡会先生の音楽指導(学習発表会練習)

〇東北福祉大学の渡会純一(わたらいよしかず)准教授に各学年数時間ずつ音楽の指導をお願いしていますが,2年生と4年生は学習発表会に向けた歌唱指導をお願いしています。

 

【4年生:「みんなちがってみんないい」】

【2年生:「2年生からのメッセージ」】

 渡会先生が休み時間に校庭をお通りになると「渡会先生♡」「渡会先生!」と言って子供たちが集まってきます。渡会先生の授業は楽しくて歌や楽器演奏もぐんとうまくなるので大好評です。

 学習発表会での子供たちの歌声が楽しみです。

にっこり 委員会活動風景

〇小さい子の手が届かない高いところの拭き掃除をする美化緑化委員会諸君!

 

 〇ユニセフ募金の集計,報告の準備をする福祉委員会諸君!

 

 〇掲示板の張替えをする掲示委員会諸君!

 〇独自編集の「正しい手の洗い方」動画を制作する保健委員会諸君!

 

〇下校の放送を流す放送委員会諸君!

 ※今回紹介しきれなかった委員会も改めてご紹介いたします。 

にっこり 教育実習生がきています

 先週から成田小学校に教育実習生がきています。4週間にわたって教育の「現場」で貴重な経験を積んでいきます。

 教職を志す者が生まれて初めて「先生」と呼ばれるこそばゆい体験をするのが教育実習です。授業を“受ける”のではなく生まれて初めて授業を“行う”という経験をするのも教育実習です。教育実習を乗り越え,教員免許状を取得し,教員採用試験に合格してやっと一人の教職員が誕生します。実習生を見ていると私(教頭)も教師になるために必死で努力していたころが思い出されて気が引き締まります。(ちなみに教頭の場合,自信満々で臨んだ生まれて初めての授業は今では黒歴史となっています)

 

「こんにちは。教育実習生の髙橋です。実は成田小学校の10年前の卒業生です。成田小学校の子供たちは本当に明るくて元気であいさつを自ら積極的にできる姿がすてきだと日々感じています。この4週間でよい教師とはどのような人かを考え,子供たちからまた会いたいと思われるような関係を築いていきたいと思います。よろしくお願いします。」

 

 実習前半は先輩教師の授業を参観したり,実習担当教員の補助をしたりしながら過ごしていますが,実習後半はいよいよ“授業者デビュー”も経験します。

 教育実習が終わったとき,教職を志す思いがより強まるような4週間を過ごしてほしいと思います。

にっこり 震災を学ぶ「震災後に生まれた子供達」(4年校外学習)

 4月18日(火)震災当時まだこの世に生を受けていなかった4年生が震災遺構荒浜小学校の見学に行ってきました。

 以前も津波についての学習の様子をお伝えしましたが,継続して学習を進めています。

 学校で津波について予習をしていた子供たちも,実際の被害の様子に触れ,「津波の恐ろしさを身をもって感じた」といった感想を多くの児童がもったようです。

 上の画像はただ海でくつろいでいるわけではありません。荒浜小学校を出た後,しばらく無言で海を見つめるながら津波についてそれぞれ考えるという学習です。

 4年生は学習発表会(11月12日)で今回の学習から学んだことを出し物にして発表します。お楽しみに。

 

 

 

にっこり 6×3と3×6は同じ?違う?(2年生算数)

 6×3と3×6は同じでしょうか?私(教頭)が学級担任時代,高学年の算数の授業中に「6×3と3×6は同じだから・・・・・」といった「かける数とかけられる数の順番を入れ替えても答えは変わらないから順番なんかどうでもよい」といった内容のことを言う子どもがかなりの割合でいました。私はそれを聞くたびに,「いやいや,6×3と3×6は全然違うのだよ。」といって2年生の算数で学習したことを学年を問わず復習させたものでした。

(↓これは2×6=12?,6×2=12?,どっちでもよい?)

 「かけざん」と「九九」は違います。かけ算は演算の種類(ちょっと難しくてすいません)であり,九九はそれを解くためのツールにすぎません。九九が言える=かけざんを理解したとはならないのです。かけざんの式には

「1つ分の数」×「いくつ分」という順番で書くというきまりがあります。かけ算を習ったばかりの2年生はこのことがしっかり身に付いているのですが,学習が進むにつれてこの順番がないがしろにされることがでてきます。なぜないがしろにされるようになるかというと,,,,

 九九の暗唱のとき,「ハチシチはいくつだっけ?」と悩んでいると,親切な周りの人が「シチハと同じだよ!」などとヒントをくれたりしますね。この九九の覚え方がいけないと言うわけにはいかないのですが,こうしたときに「順番なんかどっちでもよい」が刷り込まれていくのだと思います。他にも学年が進むとかけ算の順番を入れ替えても積が変わらないという性質を利用する学習が出てきます。こうした積み重ねで最初に学習したかけ算の式には順番があることがないがしろになる場合が出てきます。

「積が同じなんだからどっちだっていいじゃないか!」と言い返してくる子供もいましたがそうではありません。この順番を意識する習慣が弱い子供は,

3年生になってわり算の立式が苦手になります。順番を入れ替えたら不正解のわり算で「どっちをどっちで割ればいいの?」となります。整数どうしのわり算レベルなら,問題文に出てくる「大きい方の数÷小さい方の数」が通用するのでまだよいのですが,小さい数÷大きい数もありの小数のわり算の学習に入ると本格的に困ってしまいます。高学年になると「速さ」「所要時間」「移動距離」の3つを求める式をそれぞれ立てるような高度な問題も出てきますが,これを「量の質」に目を付けて解く(機械的に暗記した公式にあてはめて解く方法だけでは「量の質」を見抜く力が育たない)には「1つ分の数」「いくつ分」といった量のもつ質をとらえる力が大切なのです。

 成田小学校でも2年生のかけ算の学習が始まりました。まだ九九の暗唱に入る前の大事な大事な「1つ分の数」「いくつ分」の学習をしています。おはじき等を操作させながら丁寧にかけ算という計算の意味を指導しています。最後に,

【大人でも間違える小2算数問題】

 問)3枚の皿にリンゴが2個ずつのっています。リンゴは全部で何個ですか。(式・答各5点) 

にっこり 5学年PTA行事「親子スマホ教室」

10月20日(木)ソフトバンク東北様から講師をお招きした5学年のPTA行事「親子スマホ教室」が開催されました。

 多くの保護者の方にもおいでいただき,インターネットやスマートホンの利用にに潜む危険や,安全な使い方について考える時間でした。

 ネットリテラシーに関する学習はどの学校でも行われていますが,保護者の指導の下インターネットやスマートホンを使い始める年代の子どもたちには今回のように親子で一緒に学習することは大変意義のあることだと思います。

 今回も企画の中心になっていただいた学年委員の皆様に感謝申し上げます。

にっこり ありがとうございます ~PTA奉仕作業~

 10月14日(金)PTA厚生部の皆さんと,3学年委員の皆さんに『奉仕作業』として校内の清掃をしていただきました。

 今回は図工室と家庭科室の清掃をしていただきました。

 子供に掃除させるにはちょっと危険な電動のこぎりや,

細かいところまで汚れが入り込む窓枠,

 水あかが付きやすい流しなど,

 子供たちだけでは難しいところまでピカピカにしていただきました。

 皆様のご協力のおかげで子供たちはピカピカの校舎で学習ができます。

 ご協力ありがとうございました。

 

 

 

にっこり 通信表「あゆみ」の見方

 10月7日(金),今日は前期最後の授業日でした。4月からの一人一人の頑張りを記した通信表「あゆみ」を全員が担任の先生から受け取りました。

 先生たちはよく頑張ったところを中心に前期の成果と後期への課題を伝えながら通信表を手渡します。

 各教科の成績のページを見てください。どの教科も3つの文が書いてありますね。教科の特色に合わせて文章が異なりますが,これらは3つの「学力の要素」を表しています。

 非常に簡単にまとめると

 ・上段→学習の基本となる「知識」「技能」

 ・中段→問題や課題を解決するための「思考」「判断」「表現」

 ・下段→主体的に学習に取り組む「態度」

 という順番に並んでいます。

 先生方はこれらを意識して一人一人の成績を評価しています。

 通信表をご覧になるとき,このことを意識してみてみると,先生たちからのメッセージをより深く読み取っていただけるかと思います。

にっこり PTA運営委員会 ~ある委員さんの一言~

10月5日(水),コロナ禍で長らく開催できなかったPTA運営委員会が行われました。

 学年PTA行事や各委員会の活動報告など活発な話合いが行われました。その中である委員さんから,

「委員になるまではPTAの委員を務めることに敷居の高さを感じていたけれど,実際にやってみるとそんなことはなく,委員になってよかったと思っています。」という旨の感想発表がありました。それを聞いていてにっこりとうなずいていた委員さんもいらっしゃいました。運営委員会終了後,

 PTA活動の中心になっていらっしゃる本部役員の皆さんが残って話合いをもたれていました。「本部役員」と聞くと少々お堅い印象をもたれるかもしれませんが,

 会長さんを中心に皆さん和気あいあいといつも和やかな雰囲気で活動されています。成田小学校のPTAは本当にすばらしいなあと感じます。

美術・図工 あさがおとわたし(1年生図工)

1年生の図画作品です。意外かもしれませんが小さい子供にとって大きな画用紙いっぱいに「ぐわっ」と何かを描くということは案外難しいものです。

 今回の作品はどれも大きな画用紙に「ぐわっ」とあさがおと人物を描けています。「ぐわっ」と描きすぎて体の一部が画用紙からはみ出していますがそれでよいのです。それがよいのです。

 また、1年生にとっては初めてのクレヨンと絵の具,両方を使って仕上げた作品です。

 

 

にっこり 4学年PTA行事 親子ドッジボール大会

9月29日(木)4年生の学年PTA行事「親子ドッジボール大会」が開催されました。

 大人チーム対子供チームでハンデなしで,お互いに本気で戦いました。

 おうちの皆さんの普段見ることができない本気の姿を見て,「あんなに強いとは思わなかった」「自分(4年生)ももっと頑張ろう」などの感想を振り返りで書いていた子供がたくさんいました。

 「普段忙しいのにこの日のために来てもらって自分たちと戦ってくれてうれしかったので,家でたくさんありがとうと伝えます。」と書いていた児童もいたそうです。

 今回も,中心となって行事を企画していただいた学年委員の皆様にお礼を申し上げます。

 

にっこり 2学年PTA行事 ふうどばんく東北AGAIN様による講話

 9月28日(水)2学年のPTA行事,「ふうどばんく東北AGAIN様による講話」が行われました。

 ふうどばんく様は,「もったいないをありがとうのえがおへ」をキャッチフレーズにフードロスの解消に向けた取組に力を入れていらっしゃいます。まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を集め,支援が必要な人に無償で支給する活動に取り組んでいます。

 今回は,お話をうかがった後,フードロスに関するクイズを出してもらったり,実際の支給品を見せていただいたりしました。

 子どもたちは食べ物を大切に使用という気持ちを育てていました。とても深い学習ができた一日でした。中心になって運営していただいた学年委員の皆様,ありがとうございました。

 

 

にっこり 3年 学年PTA行事

 9月26日(月)3学年のPTA行事「ミニ運動会」が行われました。

「親子二人三脚」の様子,親子で足を結んで仲良く走りました。

「玉入れ」の様子です。保護者チームはあっという間に全部の玉を入れてしまいました。

 今回はチーム戦の勝敗だけではなく,「がんばったで賞」「笑顔が素敵だったで賞」等の賞もいただきました。学年委員の皆様が中心となってたくさん準備をしていただいたおかげで楽しい時間が過ごせました。

にっこり 3年生校外学習(社会科 工場の仕事について知ろう

9月21日(水),:3年生が多賀城市にある松島かまぼこ様の工場を見学させていただきました。

 今回の工場見学は社会科の学習の一つです。工場の見学を通して日本を支える工業について生きた学習をします。

 説明を聞いた後,蒲鉾の手焼き体験をさせていただきました。もちろんその場で焼き立ての蒲鉾をみんなでおいしくいただきました。

 見学の後は利府の加瀬沼公園でお弁当を食べて,そのあと元気に遊びました。

天気も良く,楽しい一日となりました。

にっこり 金管バンド練習風景

 9月24日に開かれる「マーチングバンド宮城県大会」への出場に向けて成田小金管バンドにのメンバーが練習を頑張っています。

グロッケンの皆さん

今年の演目は「ピーターパン」です。

ブログでは「迫力のある音」や「華麗な動き」をお伝えできないのがとても残念です。

金管バンドの活動の様子はこれからも取り上げる予定です。お楽しみに。

にっこり 図工には「鑑賞」という時間があります。(2年生図工)

 2年生の図工の授業風景です。友達が描いた絵をみんなでじっと見つめて,何やら話し合っています。どういう授業なのでしょうか?

 図画や工作を制作するだけが図工の授業ではありません。図工には「鑑賞」という時間があります。友達の作品や,有名な芸術作品などを鑑賞してその良さに触れるという時間です。

 いろいろなやり方がありますが,2年生は友達と感想を交流する形の授業でした。

 通信票の図工の評価項目の文章をよく読むと,鑑賞の授業での活躍を評価する項目がちゃんとあります。通信票をご覧になる際,確認してみてください。

にっこり 校外学習(2年生 うみの杜水族館)

 4年生,1年生に続いて2年生も元気に校外学習に行ってきました。2年生の行き先は“うみの杜水族館”です。

珍しい海の生き物にみんな興味津々でした。

↓イルカショーで濡れるのを傘で防いでいます。

 今回の校外学習は生活科の「生き物なかよし大作戦」という学習の一コマになります。楽しい1日になりました。

にっこり 楽しそう(6年音楽)

6年生が体育館前の屋外スペースでリコーダーの練習をしています。

なぜ屋外でリコーダーを吹いているかというと,

 感染症対策です。リコーダーのような吹奏楽器は飛沫感染のリスクが高いので,室内での演奏がまだできません。ですが,,,

屋外でリコーダーを吹いている6年生たちの表情はなぜんか明るく楽しそうで,何人かの子供たちはカメラに向かってニコニコと手をふってくれたほどでした。

 

 私(教頭)も学級担任だったころはよく校庭で中村雅俊のようにギターを弾いて子供たちと歌を歌っていました。満開の桜の木の下や秋晴れの校庭で歌を歌うととても気持ちがよく,教室での授業とは違う楽しさや気持ちよさがありました。

 

 この時の6年生たちもきっとそんな気分だったのではないかと思います。

 成田小の子供たちはみんなコロナに負けず明るく頑張っています!

にっこり 徒競走ではありません(4年生 防災教育)

 4年生が東日本大震災の教訓をもとに「津波」についての学習をしています。

 

 動画を使って津波を体験したことのない子供たちに「津波ってこういうものなんだ」というイメージをもたせます。この後,校庭に移動し,,,,,

⇑普通の徒競走をしているわけではありません。津波のスピードがいかに速いかを体感させるため,仮想の津波と競走をしています。「全力で走っても津波の速さにはかなわない」ということを体験を通して学習します。

 走り終えて,担任の先生のまとめのお話を聞く子供たちの表情はいつも以上に真剣でした。